
関西では、中入を上包みの裏側にはさんであって、さらに金額もすぐわかるように裏を向いていることがよくあります。
関西ではお祝を頂くと、そのお祝の1割を
お多芽としてお返しします。
たくさんの方からお祝を頂くと、中まで開けて金額を確認して、1割のお金を入れて返す事が大変なので、
裏側にはさんであることが多いようです。
また、祝儀袋の売られている状態が裏に中入がはさんである事も一因しているようです。
(
お多芽については
こちらをご参照下さい)

お祝事は重なるように、と言うことから、
お祝の祝儀袋は紙を2枚以上重ねて折ってあるものをお使い下さい。
一般に市販されている祝儀袋は一見、2枚重なっているように見えますが、
見えているところだけ重なっていて、実は1枚のものがほとんどです。
これは機械で折るため2枚重ねては折れないため、1枚となってるのです。
仏事は重なることを嫌います。
そのため、 1枚は仏事用となりますので、正式なお祝には1枚の祝儀袋では失礼になります。
水引館の祝儀袋は2枚重ねて折ってあります。

御車料や御膳料などですと、お祝として渡すものではなく、
お金を裸で渡すことを嫌うので1枚の略式のものでもかまいません。

当店の祝儀袋は下記の写真のように2枚重ねて折ってあります。
手漉きの紙は機械では折れませんので、一枚一枚手で折っています。
赤紙と2枚重ねて折ることは、熟練した職人でなければ折れません。