Q.祝儀袋を風呂敷(ふくさ)で包んで渡す方法

下の写真の良い例のように、祝儀袋をふくさ・袱紗(風呂敷)で包んだ状態でお渡しします。
包んだままお渡しするのは、「塵よけ」のためです。

悪い例 良い例

>>> ふくさの包み方
最近では、ふくさを外してから渡すように説明されることが多いので、ふくさを外してから渡しても構いません。その場合、ふくさをたたんで、たたんだ ふくさの上に祝儀袋を置いて渡すと良いです。 (直接、手で祝儀袋を持たないことになります)

丁寧に渡す場合は、切手盆の上に祝儀袋を置いて、その上に富久紗を掛け、風呂敷で包んで持参するのですが、結婚式の受付などでは、切手盆・富久紗を使わなくて大丈夫です。

■一人が複数枚の祝儀袋を渡す場合

例えば、一人が2枚の祝儀袋を一人へ渡す場合は、2枚の祝儀袋を一緒に1枚のふくさで包んでも構いません。

■大勢の方にそれぞれ祝儀袋を渡すなら

多くの方に祝儀袋を1枚ずつ渡すような場合は、祝儀袋をふくさで包む→渡す、の繰り返しを、渡す人数分行うと、とても手間がかかります。
このような時は、切手盆(きってぼん)という黒塗りのお盆をお使い下さい。

切手盆の上に祝儀袋を置く→祝儀袋を受け取ってもらう、
の繰り返しになりますので ふくさを包む手間が省けます。
地鎮祭などで多くの方に祝儀袋を渡す時に便利です。

↓切手盆の上に祝儀袋を置いた写真
切手盆

祝儀袋を包むなら、中巾(約45cm)の大きさのふくさが良いです。
この大きさなら、小さな祝儀袋でも、大きめの祝儀袋でも包めます。
上の写真の切手盆7寸も、中巾で包めます。

切手盆8寸・9寸を包むなら、尺4巾(約53cm角)や二巾(約68cm角)の風呂敷が良いです。

↓ふくさ・手袱紗・小袱紗とも言われている中巾(約45cm角)の風呂敷

>>> ふくさの色の選び方