Q.祝儀袋を包む風呂敷(ふくさ)の選び方

祝儀袋を包む風呂敷(ふくさ)の選び方について解説しています。

祝儀袋を包む風呂敷(ふくさ)の色選びに注意しましょう。
紫色の風呂敷なら、慶弔両用で年齢・性別問わず使えますので、一番使い道が多いです。
柄が入っている風呂敷(ふくさ)よりも、無地のほうが使いやすいです。

縮緬(ちりめん)風呂敷(袱紗 ふくさ) 中巾 江戸紫 風呂敷

■御祝の場合

紫、紺色などがおすすめ。
女性がお家ではなく個人として友達に御祝をする場合は、ピンクや赤でも構いません。

■不祝儀の場合

紫、灰色などがおすすめ。 ※灰色は不祝儀専用です
藤色や青磁色でも良いですが、明るい藤色・青磁色は避けましょう。
紫は慶弔両用ですが、江戸紫など明るい紫は御祝用です。

■大きさ

中巾(約45cm角) :祝儀袋だけを包む場合、切手盆7寸を包む場合
尺四巾(約53cm角):切手盆8寸・9寸を包む場合
二巾(約68cm角) :片木(へぎ)を包む場合、切手盆8寸・9寸を包む場合

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紫の風呂敷なら慶弔両用なので便利な色ですが、御祝で使用した後にすぐに仏事に使うような場合は、同じものを使うのは気がひけますね。
そのような時は、御祝用と不祝儀用に2枚用意すると便利です。

最近は祝儀袋を入れるお財布のような形をした「金封ふくさ」が出回っていますが、シンプルで小さな祝儀袋しか入らない場合が多いので、おすすめできません。