Q.風呂敷(ふくさ)を代用したいのですが・・・

「ふくさをハンカチで代用することは失礼ですか?」
と、いうご質問を頂きますが、ふくさを使うのがマナーです。

ハンカチは受取る人に「ふくさでなくてハンカチを代用している!」と分かってしまいますし、「ふくさを用意するのが面倒だからハンカチで代用しているのだろうか?」と思われてしまいます。
ふくさを用意したほうが無難です。

ふくさ等で包んでいない状態の祝儀袋をバッグから取り出して渡す人もいますが、失礼ですし、祝儀袋が汚れると大変ですので、きちんと ふくさで包むことをオススメします。

「結婚式の受付の人しか見ていないし、ハンカチで代用しても大丈夫でしょう?」とお考えの方も多いですが、結婚式でなくても、自宅へお祝を持参する場合もありますので、きちんとしたふくさを用意することをおすすめします。
※最近は結婚祝いを結婚式会場で渡すことが多いですが、本来は自宅へ結婚祝いを持っていきます。

風呂敷のことを「ふくさ」と呼んでいる方が多いのですが、ふくさは「袱紗」とも書き、 「袱」の漢字には「伏」という字が入っていますので、本来は伏せて使うものです。

富久紗 ふくさ
伏せて使うふくさ

祝儀袋を包むなら、中巾(約45cm)の大きさのふくさが良いでしょう。
この大きさなら、小さな祝儀袋でも、大きめの祝儀袋でも包めます。

紫色のふくさなら、年齢・性別関係なく慶弔両用ですので大変便利!

↓ふくさ 手袱紗・小袱紗とも言われている中巾(約45cm角)の風呂敷

>>> 風呂敷の色の選び方